2011年4月5日火曜日

Zynga,日本のソーシャルゲームデベロッパ,ウノウを買収

 北米最大のソーシャルゲームメーカーであるZyngaが,日本のデベロッパであるウノウを買収したと,内外のさまざまなメディアが報じている。買収金額は明らかではないが,北米のニュースサイト,TechCrunchは数十億円規模になるとの予想をしており,ウノウの全株式はすでにZyngaによって取得されたとする。ソフトバンクとの合弁企業「ジンガジャパン」を設立したり(関連記事),中国のゲーム開発会社であるXPD Mediaを買収したりなど,アジア進出に向けたZyngaの動きが活発になってきた。

 2001年に設立されたウノウは,「まちつく!」「みんなでおみくじ」といったゲーム/サービスを,GREEやモバゲー,mixiなどで展開する企業だ。ジンガジャパンは,「FarmVille」「FrontierVille」といった人気タイトルをローカライズするだけでなく,モバイルゲームの開発やサービスを日本で行っていくという予測もあるので,そのための買収なのかもしれない。Zynga,ウノウとも,8月5日14:00現在,買収に関する公式発表は行っていない。

※2010年8月6日追記
 北米時間の8月5日,Zyngaは公式サイトにおいて,ウノウ買収について正式に発表を行った。それによると,ウノウは今後,Zyngaとソフトバンクの合弁企業であるジンガジャパンで,モバイルゲームの開発を行っていくとしている。このことから,これまでFacebook上のソーシャルゲームをもっぱら開発してきたZyngaが,ジンガジャパンによって本格的にモバイルゲームに乗り出すことが明らかになった。買収金額や,今後のスケジュールなどは発表されていない。
 また,それに関連してソフトバンクも本日(8月6日)公式発表を行っており,ジンガのCEOでファウンダーでもあるマーク?ピンクスのコメントなどを掲載している。詳しくは,以下のリンクからどうぞ。

Zynga Acquires Leading Social Game Developer Unoh

ジンガがソーシャルゲーム事業者「ウノウ」を買収


引用元:arad rmt

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